1.主旨
このプログラムは、米国を中心とした、各国のトップクラスの大学に所属する学生たちが、年2回ワシントンD.C.に集まり、米国の政策等について議論を行い、研究課題に沿った論文を作成するものです。若者の公共奉仕、リーダーシップ育成を目的とし、米国の他、日本、ブラジル、カナダ、ハンガリー、メキシコ、スペイン、英国等から毎年約70名が参加しています。2016年度は、トヨタ自動車株式会社、全日本空輸株式会社の支援により3名の日本人学生を派遣致します。日米研究インスティテュート(USJI全9大学)各連携大学を通じて学生募集を行い、大学ごとに候補者1名を選出した後、USJIが最終選考を行い、派遣者を決定します。
派遣者は例年10月頃に実施される秋学期リーダーシップ会議に参加し、ホワイトハウスや議会のスタッフらと意見交換を行う等、政治の現場を体験します。また、自ら関心のある政治・政策に関わる課題について研究を行った上で、論文を提出し、翌年3月頃に実施される春学期リーダーシップ会議で発表することが求められます。また日本で開催される報告会等にも参加することが義務付けられています。
応募資格・応募条件・応募方法等詳細は、以下を確認してください。
2.概要・スケジュール
- (1)
- 募集人数:3名(各大学から候補者1名を選考した後USJIが最終選考を行い、派遣者3名を決定する)
- (2)
- スケジュール:
<秋学期リーダーシップ会議>(場所:米国 ワシントンD.C.)
期間:2016年10月末頃の予定
内容:議会、政府訪問、メンターアサイン、ディスカッション研究テーマ決定等
<春学期リーダーシップ会議>(場所:米国 ワシントンD.C.)
期間:未定(例年3月頃に実施)
内容:研究成果発表 等
上記以外にも、以下の通りUSJIが日本で開催する報告会等があります。
<トヨタ自動車株式会社工場見学会>(場所:愛知県豊田市)
日時:未定(日帰り)
内容:スポンサー企業であるトヨタ自動車株式会社の工場見学
<前年度参加者プログラム最終報告会・懇談会>(場所:東京)
日時:未定(派遣決定後~秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:前年度参加者の報告会、今年度参加に当たっての抱負発表、関係者懇親会
<プログラム中間報告会>(場所:東京)
日時:未定(秋学期リーダーシップ会議~春学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:秋学期リーダーシップ会議参加を受けての報告会
<プログラム最終報告会・懇親会>(場所:東京)
日時:未定(最終論文提出後~翌年度参加者の秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:最終論文提出を受けての報告会、関係者懇親会
- (3)
- 費用:渡航費、現地滞在費、ホテルでの食費、DC内での会議にかかわる交通費はCSPCが負担。
(但し、現地での医療費、海外旅行保険費用は自己負担)。詳細は選考決定後に配布される「International Welcome Packet」を参照のこと。
※東京で実施の報告会・懇親会に京都大学、同志社大学、立命館大学、九州大学の学生が出席する際、また名古屋の工場見学に参加する際は、「CSPCプログラム報告会参加旅費に関する要領」に基づき、規定の旅費支援を受けることができる。
3.応募資格(以下のすべてを満たしていること)
- (1)
- 正規生として同志社大学に在籍する学部・大学院学生。留学中の学生も対象とする。
※例年米国側フェロー学生は、参加時に学部4年生であるが、大学院生や優秀な4年生以下の学部学生も応募可能。
※全ての学科・専攻からの応募が可能。過去のフェローの専攻、副専攻は、「政治」、「歴史」、「国際関係」、「ビジネス」、「哲学」、「経済」、「公衆衛生」、「ジャーナリズム」等。
- (2)
- スケジュール記載のイベント(翌年度に実施するプログラム最終報告会・懇親会を除く)実施時に大学に在籍していること。
- (3)
- 日本国籍を保有していること。
4.応募条件・注意事項
- (1)
- 成績優秀であること(GPA3.5以上、平均してA-の成績が必要)。
- (2)
- 英語で議論する能力、ライティング能力について、米国学生と遜色ない能力を有していること。また、米国政治、国際関係への強い興味を持っているとともに、ディスカッションの場で自身の専門分野のみならず、文化、歴史、時事問題などを含めて幅広く日本について議論でき、貢献できること。グループ、チームワーク学習に積極的に参加できること。
- (3)
- 米国大統領制(U.S. Presidency)・米国議会等に直接関連するテーマでオリジナルの研究を行うこと。10-15枚の最終論文を期日までに作成すること。その他、CSPCの要請に応じてProposal やBlog Post 等の作成等に応じること。なお、最終論文については、USJIやWebサイトに掲載するので了承のこと。
- (4)
- スケジュールに記載のあるイベントの全てに参加すること。
※授業や学事を理由とした欠席・遅刻は認められない。特に春学期リーダーシップ会議については、大学の卒業式と日程が重複する可能性があるが、それを理由とした欠席や遅れての参加は認められないので注意すること。
- (5)
- 各所属大学の規定に基づき、米国でのリーダーシップ会議参加期間中の不慮の事故や疾病をカバーする海外旅行保険に加入すること。
- (6)
- 派遣が決定した後でも、スケジュールに記載のイベントへ参加しないなど不適格な行動が見られる場合、以降のプログラムへの参加を認めない場合があるので注意すること。
5.出願方法
- (1)
- 提出書類:
①2016-2017 CSPC International Fellows Program申込書(提出様式1/MS-WORD)
②Application for International Students(提出様式2/MS-WORD)
③英文履歴書(CV)(書式自由)
④最新の成績証明書
⑤Nomination Letter(英語・書式自由)
- (2)
- 提出先:同志社大学 国際課 ji-kksai@mail.doshisha.ac.jp
- (3)
- 提出締切日時:2016年6月30日(木) 17:00必着
※提出書類①②は、このページ下段の『関連書類』からダウンロードの上作成し、データを国際課にメールで送信の上、印刷したものを提出書類③④⑤と合わせて、国際課の窓口に提出してください。
6.選考方法
【同志社大学での選考】書類選考の後、通過者に対して面接試験を実施します。面接試験の結果、国際連携推進機構にて1名を選出します。
面接試験は【7月6日(木)午前】を予定しています。
【USJIでの選考】
各大学から1名の候補者が選出されたのち、日米研究インスティテュート(USJI)で最終選考を行います。最終選考結果は、USJI日本オフィスより各連携大学事務局を通じて学生本人へご連絡します。