本学学生の海外留学に関する方針について
本学では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学生の皆さんの安全確保を最優先に、すでに定めている本学の一定のルールの下にやむなく外国派遣協定大学派遣留学生制度をはじめとする各種留学プログラムによる海外への渡航を中止してきました。この間、海外留学を夢見て、その夢に向かって努力をし、候補生となりながらも、渡航できずに悔しい思いをされた学生の皆さんがおられることを思うと、私たちも残念でなりません。
この度、一部の国・地域においてワクチン接種率の向上や感染状況の改善がみられ、対面授業による留学生の受入を再開し始めていること、国内においてワクチン接種が進みつつあり、文部科学省からも海外留学についての通知が出されたこと、さらに、本学でのワクチンの職域接種開始に向けた準備が整いつつあることを受け、渡航予定日までにワクチンの2回接種をはじめとする本学の定めた条件を満たす場合に限り、特例として留学を認めるという最終判断に至りました。
しかしながら、今回の特例措置は、渡航予定の国・地域の感染状況、医療体制や派遣先大学の状況も様々であり、また、一部の国においては依然として入国制限措置が敷かれている状況に鑑み、一律に対象者全員の留学を許可することを意味するものではありません。そのことを念頭に置いていただき、平時とは異なる状況下での留学であることを理解したうえで、渡航を希望する皆さんには、今まで以上に責任と自覚を持っていただくことを期待します。
また、本学の従前の基準に基づき辞退した皆さんや、すでに本学の渡航判断により、今秋からの留学をあきらめざるを得なかった皆さんにとっては、今回の決定は納得しがたいものがあることも承知しています。同志社大学は、創立者・新島襄が海外で経験した「異文化体験」に基づき、「国際主義」を建学の精神に掲げ、今日まで大切にしてきました。だからこそ、皆さんの海外留学の機会が、異文化の中で、多様な視点や考え方を学び、一人ひとりの全人格的な成長におおいに寄与することを誰よりも理解し、今までも、皆さんの高い「志」を尊重して、その送り出しについても積極的に後押ししてまいりました。皆さんの無念なお気持ちはいかばかりかと思いやるにつけ、同じ悔しさや痛みを共有しつつ、大学としてもそのような機会を提供できなかったことを大変心苦しく思っております。
そのような中で、一部の留学プログラムに限って、条件を付したうえではありますが、再開することといたしましたので、この度の決定をご理解いただければ幸いです。
渡航を認める留学プログラム、条件等の詳細はGo Global ポートフォリオから確認してください。
Go Globalポートフォリオはこちらからアクセスしてください(Webシングルサインオンのログインが必要です)。
本学では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学生の皆さんの安全確保を最優先に、すでに定めている本学の一定のルールの下にやむなく外国派遣協定大学派遣留学生制度をはじめとする各種留学プログラムによる海外への渡航を中止してきました。この間、海外留学を夢見て、その夢に向かって努力をし、候補生となりながらも、渡航できずに悔しい思いをされた学生の皆さんがおられることを思うと、私たちも残念でなりません。
この度、一部の国・地域においてワクチン接種率の向上や感染状況の改善がみられ、対面授業による留学生の受入を再開し始めていること、国内においてワクチン接種が進みつつあり、文部科学省からも海外留学についての通知が出されたこと、さらに、本学でのワクチンの職域接種開始に向けた準備が整いつつあることを受け、渡航予定日までにワクチンの2回接種をはじめとする本学の定めた条件を満たす場合に限り、特例として留学を認めるという最終判断に至りました。
しかしながら、今回の特例措置は、渡航予定の国・地域の感染状況、医療体制や派遣先大学の状況も様々であり、また、一部の国においては依然として入国制限措置が敷かれている状況に鑑み、一律に対象者全員の留学を許可することを意味するものではありません。そのことを念頭に置いていただき、平時とは異なる状況下での留学であることを理解したうえで、渡航を希望する皆さんには、今まで以上に責任と自覚を持っていただくことを期待します。
また、本学の従前の基準に基づき辞退した皆さんや、すでに本学の渡航判断により、今秋からの留学をあきらめざるを得なかった皆さんにとっては、今回の決定は納得しがたいものがあることも承知しています。同志社大学は、創立者・新島襄が海外で経験した「異文化体験」に基づき、「国際主義」を建学の精神に掲げ、今日まで大切にしてきました。だからこそ、皆さんの海外留学の機会が、異文化の中で、多様な視点や考え方を学び、一人ひとりの全人格的な成長におおいに寄与することを誰よりも理解し、今までも、皆さんの高い「志」を尊重して、その送り出しについても積極的に後押ししてまいりました。皆さんの無念なお気持ちはいかばかりかと思いやるにつけ、同じ悔しさや痛みを共有しつつ、大学としてもそのような機会を提供できなかったことを大変心苦しく思っております。
そのような中で、一部の留学プログラムに限って、条件を付したうえではありますが、再開することといたしましたので、この度の決定をご理解いただければ幸いです。
国際連携推進機構長
新 茂之
渡航を認める留学プログラム、条件等の詳細はGo Global ポートフォリオから確認してください。
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