1.主旨
このプログラムは、米国を中心とした、各国のトップクラスの大学に所属する学生たちが、年2回ワシントンD.C.に集まり、米国の政策等について議論を行い、研究課題に沿った論文を作成するものです。若者の公共奉仕、リーダーシップ育成を目的とし、米国の他、日本、ブラジル、カナダ、ハンガリー、メキシコ、スペイン、英国等から毎年約70名が参加しています。2018年度は、トヨタ自動車株式会社様、全日本空輸株式会社様のご支援により3名の日本人を派遣致します。日米研究インスティテュート(USJI)の各連携大学を通じて参加学生募集を行い、大学ごとに候補者1名を選出した後、USJIが最終選考を行い、派遣者を決定します。
派遣者は例年10月に実施される秋学期リーダーシップ会議に参加し、ホワイトハウスや議会のスタッフらと意見交換を行う等、政治の現場を体験します。また、自ら関心のある政治・政策に関わる課題について研究を行った上で、論文を提出し、翌年4月に実施される春学期リーダーシップ会議で発表することが求められます。また、日本で開催される報告会等にも参加することが義務付けられています。
2.概要
- (1)
- 募集人数
- (2)
- スケジュール
【秋学期リーダーシップ会議】
場所:米国 ワシントンD.C.期間:例年6日間程度(例年10月中旬~下旬に開催)
内容:議会、政府訪問、メンターアサイン、ディスカッション研究テーマ決定等
【春学期リーダーシップ会議】
場所:米国 ワシントンD.C.期間:例年6日間程度 (例年4上旬~中旬に開催)
内容:研究成果発表 等
上記以外にも、以下の通りUSJIが日本で開催する報告会等があります。
【トヨタ自動車株式会社工場見学会】
場所:愛知県豊田市日時:未定 例年9月頃か2月頃(日帰り)
内容:スポンサー企業であるトヨタ自動車株式会社の工場見学
【本年度参加学生による研究計画発表会・懇親会】
場所:東京日時:未定 9~10月頃 (派遣決定後~秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:今年度参加に当たっての抱負発表、関係者懇親会
【プログラム中間報告会】
場所:東京日時:未定(秋学期リーダーシップ会議後~春学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:秋学期リーダーシップ会議参加を受けての報告会
【プログラム最終報告会・懇親会】
場所:東京日時:未定(最終論文提出後~翌年度参加者の秋学期リーダーシップ会議までに実施予定)
内容:最終論文提出を受けての報告会、関係者懇親会
- (3)
- 費用
【春学期・秋学期リーダシップ会議】
- 渡航費(国際航空券)、米国内滞在費、ホテルでの食費、DC内での会議にかかわる交通費はCSPCが負担。
- 日本国内旅費、米国内での医療費、海外旅行保険費用は自己負担。
- 但し、京都大学、同志社大学、立命館大学、九州大学の学生については、新幹線自由席往復運賃(京都駅・博多駅⇔東京駅間)または、事前早期購入割引等を適用した往復航空賃(伊丹・博多⇔成田空港間)はUSJIが負担。
【東京での報告会・懇親会】
日本国内旅費は自己負担。ただし、京都大学、同志社大学、立命館大学、九州大学の学生については、新幹線自由席往復運賃(京都駅・博多駅⇔東京駅間)または、事前早期購入割引等を適用した往復航空賃(伊丹・博多⇔成田空港間)はUSJIが負担。【トヨタ工場見学】
所属大学を問わず、すべての交通費・昼食代をトヨタ自動車が負担。3.応募資格
以下のすべてを満たしていること。- (1)
- 正規生としてUSJI連携大学に在籍する学部・大学院学生。留学中の学生も対象とする。
- 例年米国側フェロー学生は、参加時に学部4年生が多い。日本側フェローとしては、基本的には学部・大学院の全学年を対象とするが、学部4年生・修士2年生等の最終学年で応募する場合、春学期リーダーシップ会議期間 (例年4月) の都合上、翌年度の進路として大学院進学・博士後期課程進学を予定している者が望ましい。
- 全ての学科・専攻からの応募が可能。過去のフェローの専攻、副専攻は、「政治」、「歴史」、「国際関係」、「ビジネス」、「哲学」、「経済」、「公衆衛生」、「ジャーナリズム」等。
- (2)
- スケジュール記載のイベント(翌年度に実施するプログラム最終報告会・懇親会を除く)実施時にUSJI連携大学に在籍していること。
- (3)
- 日本国籍を保有していること。
4.応募条件・注意事項
- (1)
- 成績優秀であること(GPA3.5以上、平均してA-の成績であること)。
- (2)
- 英語で議論する能力、ライティング能力について、米国学生と遜色ない能力を有していること。また、米国政治、国際関係への強い興味を持っているとともに、ディスカッションの場で自身の専門分野のみならず、文化、歴史、時事問題などを含めて幅広く日本について議論でき、貢献できること。グループ、チームワーク学習に積極的に参加できること。
- (3)
- 米国大統領制(U.S. Presidency)・米国議会等に直接関連するテーマでオリジナルの研究を行うこと。10-15枚の最終論文ならびにその他の提出課題を期日までに作成すること。その他、CSPCの要請に応じてProposal やBlog Postの作成等に応じること。なお、最終論文については、USJIのWebサイトに掲載するので了承のこと。
- (4)
- スケジュールに記載のあるイベント(「2.概要」参照)の全てに参加できること。
授業や学事を理由とした欠席・遅刻は認められない。特に春学期リーダーシップ会議については、新年度の4月に日程が組まれる可能性があるが、大学や個人の都合を理由とした欠席や遅れての参加は認められないので注意すること。
- (5)
- 選考プロセスであるTV会議による面接に参加できること(出願者は終日予定をあけておくこと)。
面接実施日(予定): 2018年7月31日(火) 一人10分程度
- (6)
- 各所属大学の規定に基づき、米国でのリーダーシップ会議参加期間中の不慮の事故や疾病をカバーする海外旅行保険に加入すること。
- (7)
- 派遣が決定した後でも、スケジュールに記載のイベントへ参加しないなど不適格な行動が見られる場合、以降のプログラムへの参加を認めない場合があるので注意すること。
- (8)
- 応募者は、プログラム参加に伴い、氏名、所属大学・専攻、学年の情報および発表資料や参加風景写真を、USJIおよびCSPCのホームページや報告書等に掲載することに同意したものとする。
5.応募方法
- (1)
- 提出書類
①2018-2019 CSPC 申込書 | 学生提出様式1 | Word |
②Application for International Students | 学生提出様式2 | Word |
③英文履歴書(CV) | 自由、A4サイズ | |
④最新の成績証明書 | ||
⑤Nomination Letter ※関連書類内、「Nomination Letter Sample」を参考にしてください。 | (英語・書式自由) |
- (2)
- 提出先
- (3)
- 提出締切日時
- ※
- 提出書類①②は、このページ下段の『関連書類』からダウンロードの上作成し、データを国際課にメールで送信の上、印刷したものを提出書類③④⑤と合わせて、国際課の窓口に提出してください。